北摂里山文化保存会が管理・保全する川西・黒川の里山「台場クヌギの森」が4月22日、川西市教育委員会から文化財(天然記念物)に指定されました。
台場クヌギの森は
・台場クヌギが数多く群生している。
・茶道文化と深く関わっている菊炭(一庫炭)の生産を支えている。
・パッチワーク状の景観を形成している。
・室町時代からの長い歴史を有し、記録が残っている。
・多様な昆虫や野生生物に生息・生育環境を提供している。
ことなどから、このたび文化財に指定されました。
「これからも貴重な台場クヌギの森を保全し、伝統文化である炭焼きを守るとともに、多くの人に身近な自然を体感してもらえる場に整備してまいります。」(金渕理事長)
保存会の活動は地元神戸新聞にも7月5日付け紙面にて大きく取り上げられました。
北摂里山地域循環共生圏の活動にも大きなシナジーが期待されています。