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11月13日木質バイオマス事例と神山プロジェクト視察に伺いました。

11月13日、総勢9名で、まずお伺いしましたのが、徳島県の「一般社団法人徳島地域エネルギー」様です。
平成24年3月23日、徳島市において設立された再生可能エネルギーを社会へ普及させるためのコーディネート等を担われている一般社団法人です。同法人の羽里信和常務理事様より、ボイラー実機の丁寧なご説明を受けました。
その後座学にて、豊岡和美事務局長様より納入事例等のご紹介をいただきました。
参加者間の旺盛な討議もあって、気付きの多い講義でした。講義全体を通じて、上流から下流までの具体的な納入事例を自らが構築し実践しなければならないと感じた視察でした。
その後、神山町農村環境改善センターに移動し、
神山プロジェクトの実践セミナーに参加しました。
同プロジェクトは、NPO法人グリーンバレーが、「日本の田舎をステキに変える!」をミッションに、過疎地の人口減少は不可避と捉え、外部から若者やクリエイティブな人材を誘致することで人口構造・人口構成の変化を促進し、また、多様な働き方や職種の展開を図り、神山町の働く場としての価値を高めることで、農林業だけに頼らない、バランスの取れた持続可能な地域(経済)の実現を目指すプロジェクトです。当日も多くの視察者と一緒に講義をお聞きしました。特殊な一例であり、市町村のどこでもできますではなく強烈な個性が引き出した特殊なケースではないかと感じましたが、それだけに、講義では不在だったプロジェクトの核である大南信也氏のカリスマ性を逆に強く感じた講義でした。講義の後、町内に展開するサテライトオフィスを見学。
従来の考え方を乗り越え払拭して、かつ新旧の融合を図り実践することの大切さを感じました。
続いて、新しい働き方を実践提案する「WEEK神山」を見学しました。
「いつもの仕事を、ちがう場所で」『旅行ではなく、仕事を持ち運ぶような暮らし方もあるとおもいます。 いつもの仕事場から離れて、ときどき外に出てみませんか。 移動することによって新しい楽しみも見つかるかもしれません。 今の生活をガラリと変えることなく普通に暮らしているけど場所だけが違うという感覚、 それをできれば少し長く、そう、1週間くらい滞在できる環境にしたい。 その思いを形にしたら、この宿ができました。 神山の住人になったような時間を過ごしていただけたらと願っています。』との施設コンセプトのもとデザインされた施設群です。
宿泊施設は、木のぬくもりたっぷりの宿泊施設で、鮎喰川が一望できます。

一棟建ての民家を改修した食事棟。美味しい食事の風景が目に浮かびます。
シェアオフィスの中は広々とした空間で、薪ストーブも使われていました。
とくしま新未来想像オフィスを始め多彩な企業が寄り添うカオスな連携が、新しい何かを生み出す原動力になり、スペースや建築物としての魅力も加味することで、より発信力と求心力のある地域拠点ブランドになっていると感じました。
また、地域に移住した人のお話をお聞きすることも出来、実際の町の雰囲気やこれからのことも少し意見交換が出来ましたので、さらに有意義な視察となりました。
自然に溢れる地域での、新たな住民を生み出しつつ地域の勢いを創出する取り組みは、
今後の北摂里山地域循環共生圏構築にも役立てて行きたいと思います。(T.Mi)

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